サステナビリティの取組み事例
次世代医療材料物流を担う
大阪ソリューションセンター(大阪SC)
医療施設に対して診療材料·医療用消耗品を安定的かつ継続的に供給することは、当社グループの重要な使命です。多くの医療機関は、診療材料·医療用消耗品の発注や納品·在庫管理などの事務処理に少なからず負担を感じており、医療従事者の方々の業務時間を大きく割かざるを得ないケースも散見されます。この業務を効率化し、医療従事者の方々が医療に集中できる環境をつくるため、当社グループでは医療消耗品の安定供給・在庫管理・品質維持などの医療材料物流の課題に対し、SPDサービスを駆使して多角的な視点から解決する「スマートメディカルソリューション」を展開しています。
2021年に大阪府門真市に開設した大阪SCもその一つで、次世代型のSPDを提供するための先進的な医療材料の物流拠点です。パートナー企業との共同開発という形で、最先端の自動物流施設を備えた大阪SCには大きな可能性があります。RFIDタグを活用した医療材料管理は、将来的には医療材料のトレーサビリティの可能性を拡げることにもつながります。安心·安全な医療材料物流の最適解を求めて、大阪SCの進化はこれからも続きます。